VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用すると、リモート デスクトップを複数のモニターに拡大できます。Retina Display の Mac であれば、リモート デスクトップをフル解像度で表示できます。

VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルでは、リモート デスクトップの 4K (3840 x 2160) の画面解像度がサポートされます。サポートされる 4K ディスプレイの数は、デスクトップ仮想マシンのハードウェア バージョンと Windows のバージョンによって異なります。

ハードウェア バージョン

Windows バージョン

サポートされる 4K ディスプレイの数

10(ESXi 5.5.x 互換)

7、8、8.x、10

1

11(ESXi 6.0 互換)

7

(3D レンダリング機能が無効で、Windows Aero が無効の場合)

3

11

7

(3D レンダリング機能が有効の場合)

1

11

8、8.x、10

1

13、14

7、8、8.x、10

(3D レンダリング機能が有効の場合)

1

13、14

7、8、8.x、10

4

リモート デスクトップ ウィンドウを開いている場合は、[ウィンドウ] > [全画面表示にする] メニュー項目の順に選択するか、リモート デスクトップ ウィンドウの右上隅にある展開矢印を使用して、複数のモニターでリモート デスクトップを表示できます。[ウィンドウ] > [フル画面で 1 台のディスプレイを使用] メニュー項目を選択して、リモート デスクトップを 1 台のモニターだけで表示できます。

El Capitan (10.11) 以降でサポートされる分割ビューを使用すると、ウィンドウを手動で移動およびサイズ変更せずに、Mac 画面に 2 つのアプリケーションを表示できます。全画面表示モード([[全画面表示]] オプションまたは [[1 台のディスプレイを全画面表示で使用]] オプション)のリモート デスクトップで分割ビューを使用できます。

VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合、Horizon Client は Retina ディスプレイ対応のクライアント システムの高解像度をサポートします。リモート デスクトップに接続したら、[接続] > [解像度] > [フル解像度] メニュー項目の順に選択し、高解像度モードを有効にします。クライアント システムが Retina Display をサポートする場合に限って、このメニュー項目が表示されます。

DPI 同期機能により、リモート デスクトップ マシンの DPI 設定とクライアント システムの DPI 設定が確実に一致します。

2 台以上のモニターがある場合は、リモート デスクトップのウィンドウを表示するモニターを選択できます。たとえば、2 台のモニターがある場合、リモート デスクトップ ウィンドウを 1 台のモニターにのみ表示するように指定できます。

2 台以上のモニターを使用している場合、公開アプリケーションのウィンドウを表示するモニターを選択できます。たとえば、3 台のモニターがある場合、公開アプリケーション ウィンドウを 2 台のモニターにのみ表示するように指定できます。

排他モードは、リモート デスクトップが全画面表示されるという点では全画面表示モードに似ています。全画面表示モードとは異なり、排他モードではポインタを画面の端に移動させても VMware Horizon Client のメニュー バーと Dock が表示されません。

Horizon Client を使用すると、リモート デスクトップのディスプレイの解像度とスケーリングをカスタマイズできます。ディスプレイの解像度により、テキストや画像の鮮明度が変わります。1600 x 1200 ピクセルなど、解像度を高くすると、アイテムがより鮮明に表示されます。ディスプレイ スケーリングは、テキスト、アイコン、ナビゲーション要素のサイズを変更できます。スケーリングはパーセンテージで指定します。