Mac の多くの機能が公開アプリケーションで使用できます。

公開アプリケーションを実行すると、そのアイコンが Dock に表示されます。Dock 内のアイコンをクリックすると、最小化されている公開アプリケーションが最大化します。

公開アプリケーションを Dock のコンテキスト メニューに保持したり、コンテキスト メニューから開いたり、終了したりすることができます。[Dock に追加] を選択すると、すべてのアプリケーション ウィンドウを閉じても公開アプリケーションのアイコンは Dock に残ります。

Dock 内のアイコンをクリックすると、公開アプリケーションを開くことができます。

公開アプリケーションでローカルのファイルを開いたり、クライアント システム上の [アプリケーション] フォルダから公開アプリケーションを実行したりできます。これらの機能を有効にするには、クライアント ドライブのリダイレクトによるローカル フォルダおよびドライブへのアクセス共有を参照してください。

Windows タスクバーの点滅項目が Horizon Client に転送されます。たとえば、公開アプリケーションが IM クライアントの場合、新しいメッセージを受信すると、Dock 内の IM クライアントのアイコンに点滅する赤のドットが表示されます。

メニュー バーから音声読み上げの開始、公開アプリケーションの最小化およびズームを行うことができます。

Exposé 機能を使用すると、開いている公開アプリケーションを表示できます。Command-Tab を押すと、開いている公開アプリケーションを切り替えることができます。

標準の Mac キーボード ショートカットを使用して、公開アプリケーションを操作できます。たとえば、Command-W を押すと個々のアプリケーション ウィンドウを閉じることができ、Command-S を押すと現在のファイルを保存することができます。また、標準の Mac キーボード ショートカットは、Mac 上のアプリケーションと公開アプリケーションとの間でのテキストのコピーや切り取り、貼り付けにも使用できます。キーボード ショートカット マッピングはカスタマイズできます。キーボード ショートカット マッピングの作成を参照してください。

公開アプリケーションで Windows システム トレイのアイテムが作成されると、そのアイテムが Mac クライアント システムのメニュー バーの通知領域に表示されます。このアイテムは、Windows システムのシステム トレイで操作するときと同じように、Mac の通知領域で操作することができます。

Mac の通知領域にリダイレクトされたシステム トレイ アイテムを再クリックすると、コンテキスト メニューは表示されたままになります。

Microsoft Word、WordPad などの特定の公開アプリケーションを使ってドキュメントを作成したり保存したりできます。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカルのコンピュータにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。

英語以外のキーボードとロケールを使用している場合、ローカル クライアント システムにインストールされている IME (Input Method Editor) を使用して、英語以外の文字を公開アプリケーションに送信できます。

公開アプリケーションを閉じずにサーバから切断すると、Horizon Client は、この公開アプリケーションを次回のサーバ接続時に開くかどうか確認します。Horizon Client の再接続動作設定を変更することで、この動作を変更できます。

公開アプリケーションの複数セッション モードを有効にすると、異なるクライアント デバイスからサーバにログインしたときに、同じ公開アプリケーションの複数のセッションを使用できます。

公開アプリケーションがクライアント システムのアプリケーション フォルダに表示されるように、Horizon Client を設定できます。